◆先進医療・日々の取り組み

高齢化社会を迎え、増加する高血圧症、心臓病、血管疾患(動脈瘤など)について、常勤の循環器担当医3名、非常勤の佐賀大学循環器内科派遣医2名で循環器外来診療を毎日行なっています。緊急例として、生命を脅かす循環器疾患、急性心筋梗塞、解離性大動脈瘤、肺梗塞についても、24時間体制で、診断、治療ができる体制で臨んでいます。急性心筋梗塞については、毎年50例以上の緊急例があり、緊急冠状動脈造影(カテーテル検査)、PCI(風船治療)を行ない、30例以上の救命を行なっています。解離性大動脈瘤、肺梗塞については、佐賀大学心臓血管外科と連携し、救命を目指しています。
 循環器疾患予防を目指しての取り組みとして、循環器ドックではもちろんメタボ検診で、動脈硬化の進展(血管の老化)についての検診、心機図、頸部エコー検査を行ないます。
また、当院、平成22年度導入の64列CTによる冠状動脈CT検査を行ないます。従来の冠状動脈造影(カテーテル検査)比べ苦痛なく、入院の必要がない冠状動脈検査を行ないます。

◆実際にあった症例とその対処

 糖尿病・高血圧で搬送中意識不明のショック状態に
 70歳女性。糖尿病、高血圧でかかりつけのA医院外来通院していた秋のある日、朝から胸部痛ありなかなか改善しないため、かかりつけ医に受診し、心電図検査で急性心筋梗塞と判明し、救急車で当院搬送中に意識不明のショック状態となり気道確保、心臓マッサージをしながら除細動器作動させ、外来到着後、心肺蘇生しながら血管造影室に搬送しました。

 造影室でも正常心電図に戻ったかと思うと、また心室細動をくり返し、IABP(循環補助装置)導入、若干心臓の状態が落ち着いたところで緊急冠状動脈造影(カテーテル検査)を行なうと、冠状動脈前下行枝の閉塞病変があり、直ちにPCI(風船治療)を行ないました。次第に病態は落ち着きました。除細動器作動は30回に及び、人工呼吸14日目に離脱し、問題なく60日目に退院となりました。

◆皆さまへのメッセージ

 メタボリック症候群などで言われているように高血圧、糖尿病、高コレステロール血症、肥満などの動脈硬化疾患の危険因子がある方はまずは検診と予防についていっしょに考えましょう。患者様の要望に応じた検査と治療を行ないます。また、普段から胸部症状がある方は、早めの受診を勧めます。


平成29年4月1日現在
担当者 月曜 火曜 水曜 木曜 金曜 土曜
山元 博
久松 泰
(第1・3・5週)
木塚 貴浩
山元 博 久松 泰
諸岡 俊文
山元 博
久松 泰
久松 泰
七田 茂輝
山元 博
久松 泰
午後
助賡 俊吾


名前  山元 博(やまもと ひろし)
役職  院長
出身校  久留米大学医学部
出身医局  
資格
 医学博士
 日本外科学会指導医
 日本胸部外科学会認定医
 日本心臓血管外科学会認定医
 麻酔科標榜医
 認定産業医


名前  久松 泰(ひさまつ やすし)
役職  診療部長
出身校  佐賀医科大学医学部
出身医局  
資格
 


名前  諸岡 俊文(もろおか としふみ)
役職  循環器内科部長
出身校  佐賀大学医学部
出身医局  佐賀大学循環器内科
資格
 医学博士
 日本循環器学会専門医
 日本内科学会内科専門医


名前  助廣 俊吾(すけひろ しゅんご)
役職  非常勤
出身校  福岡大学医学部
出身医局  
資格
 日本外科学会認定医
 日本胸部外科学会認定医
 循環器専門医
 

他、非常勤医師 2名