当院で働く認定看護師のご紹介

がん化学療法看護認定看護師

日本人の2人に1人が生涯がんになる時代、当地域においてもがん患者の年次推移は増加傾向をたどり、手術療法や化学療法、放射線療法などのがん治療が必要とされています。
又、近年のがん化学療法治療は免疫チェックポイント阻害薬や分子標的薬などが多く開発されていることで治療成績もあがっており、従来の殺細胞性抗がん剤と比べると副作用症状も少なく患者さん達の身体的/精神的な負担の軽減にもつながってきているように感じます。
このような背景のもと、がん化学療法をうける患者さん達の意思決定支援から薬剤の投与管理/副作用対策/セルフケア指導について、より専門的な看護の視点でケアの提供を行っています。
同時に地域のがん患者さん達が住み慣れた町でがんと共存しながら生活の質が維持できるようにがん化学療法看護の質の向上に貢献できるよう努めていきたいと思います。
 

 認定看護師とは

認定看護師は、高度化し専門分化が進む医療の現場において、水準の高い看護を実践できると認められた看護師です。「認定看護分野」ごとに日本看護協会が認定しています。
看護師として5年以上の実践経験を持ち、日本看護協会が定める600時間以上の認定看護師教育を修め、認定看護師認定審査に合格することで取得できる資格です。

 
 日本看護協会リーフレット「認定看護師ってどんな看護師?」より